予防歯科

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お口や歯の状態をより良く保つための診察・治療や教育活動を行っています。
予防歯科は、「定期健診」による虫歯の早期発見や歯のクリーニング、幼児向けのフッ素塗布などを含みます。
皆様の歯を大事にするためにも、定期的な歯の検診をお勧めします。

□ 虫歯の治療ではなく、虫歯を作らない予防こそが大事

一番良いのは、虫歯や歯周病にならない事です。

そのためには日々の歯ブラシやデンタルケアの習慣が決めてになります。

予防歯科の目的は、口腔内の噛み合わせの確認や虫歯、歯周、唾液等の機能を支える部分の検査と定期清掃、その他、正しい歯磨きやの習慣、良い食習慣についての指導です。

□ 大切な歯を削らない事

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いつまでも健康な歯でいるためには「削らない」で済む予防をしっかり行う事です。
しかし、虫歯の元になる菌自体は、0才から2才の乳幼児の時期に母親から感染しますので、根絶は非常に難しいものと言えます。

普段から口に入れるものについて気を遣う事も必要です。たとえば、1997年食品への利用が認可されたキシリトールは、主に白樺の樹木等から抽出される成分ですが、口腔内の菌(ミュータンス菌)が分解しても、糖分の多い食物と比べ、虫歯の原因「酸」をつくりません。この結果、歯に付着する歯垢の成分が緩和され、歯ブラシで簡単に除去できます。
※キシリトール:化学式 C5H12O5 (キシロースから合成される糖アルコールの一種) 

唾液の異常についても注意をはらってください。本来、唾液には口腔内の汚れを洗い流し酸性度を中和させたりする働きを担っています。また正常に分泌される唾液には微量のカルシウム等が含まれており、歯の再石灰化を助けます。

メンテナンスの基本は朝晩の歯磨き、食後の歯磨きやうがいの習慣です。磨き過ぎによる歯茎や歯の表面に傷に注意を。口内細菌によって傷が悪化してしまう事があります。

歯磨きに使う歯ブラシはまめに交換してください。濡れたブラシ部分に雑菌が繁殖しますので、磨いた後は、たて置いてキチンと乾燥させます。使い回しもしないでください。他の病気の感染にもつながります。歯磨きの基本は、磨いたつもりにならない事です。

デンタルフロスは適切な使用を心がけてください。無理に歯間に入れてこすってしまうと正常な歯肉を傷つけ、歯茎の位置自体を下げかねません。

以上の様な簡単な指導から、状況に合わせた予防法について行いますので、お気軽にご相談ください。